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椅子について 9 2004.9.14記

背面より  
三脚スツール  

小さい子供ほどイスに座っておとなしくしていることはできないものですか
ら、家庭でイスに座っている時間は案外少ないものではないかと思います。
勿論今時はテレビゲームやパソコンなどは随分低年齢まで普及していると
思いますので家庭でイスに座っている時間は長くなっている子供もいるで
しょう。
幼稚園などでは一概には言えませんが学校や塾では必然的に長い時間
イスに座らざるを得ないものですから、家庭より長く座っているのではない
かと想像しますが、こうしたイスは非常に大切なものになるでしょう。

作る側から見ますと大人のイスであれば体形差は有るにせよ、自分で座っ
てそれなりに座り心地を確認できますし、第三者にそれなりの参考意見を
聴くことも出来ますが、子供のイスは自分で座って自分の感触として確か
めることができ ませんし、子供に参考意見を求めるにしても大人のように
は感想や感触を表現できませんから、作り手自身の感覚としてイスを把握
しにくいので非常に難しい ところがありますから、私の場合は子供のイスに
はなかなか手が出せません。

腰の話に話を戻しまして、あくまで私の経験からですが正座は座ることにお
いては腰に負担の掛かりにくい姿勢の一つだと思いますが、イスに座るこ
とにおいても上半身が正座と同じ状態で座れば腰に負担が掛かりにくいの
ではないかと思います。勿論下半身の状態の違いにより何がしかの違いは
あるとは思いますが、事実私の場合は先に書きましたように、とにかく上半
身を後傾させたイスは腰に来てとても座っていられませんでしたから、スツ
ールに座るチョン掛けのような上半身が正座に近い状態でなければ座って
いられなかったのですが、そんな姿勢で座ることが出来るイスも腰、健康や
姿勢が気分や気持ちなど精神的なことと影響し合うことを考えると、一つの
タイプとして考えていく価値はあるでしょう。
また正座の姿勢については顎の引き加減や胸の張り方と腹部の位置関係
など人それぞれあると思いますが、あまり難しく考えずに自分なりに無理の
ない楽な感覚、即ちリラックスして座ることが出来る形で良いのではないか
と思います。


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