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椅子について 10 2006.5.4追記

三脚スツール  
スツール 4ミリ綿ロープ編み  
座 3oペーパーコード編  

座面のクッション性のある柔らかいイスは腰が安定しませんし、ペーパー
コードや綿ロープで編んだ座面も柔らかい座面ではありませんが、それな
りにたわみ弾力が有りますので腰に響いてしまい駄目でし たが、木の座
面のイスは腰が安定して腰にくることもなく安心して座ることができました。
これは腰が動いてしまうことも有るとは思いますが、それよりも腰が動い
てしまうことを防ぐために腰につい力が入ってしまうことの影響が大きいの
ではないかと思いますが、これは座及び背の後傾の大きいイスで腰に響く
ことも、後傾することで正座では背骨の真上に乗 っていた頭部が後方に移
動しますから、その頭を支えようとして力が入りますのでそれが腰に影響し
てしまったのではないかと思います。

また後傾していますのでその姿勢まで上半身が収まるまでは、上半身を支
えるために力が入りますので腰に響いてしまいますから、一度その姿勢に
収まって上半身を預けてしまえば案外座っていられるイスもありましたが、
それでも立ち座りは大変です。当然そう したイスは背もたれの面積の広い
背中全体を預けられるイスでなければ駄目でしたし背座の角度も微妙に影
響しましたので、難しいことは分かりませんが骨盤なり仙骨、背骨などの角
度も関係してくるでしょう。

とにかく余分な力を使わずにいられる姿勢が、腰に一番負担をかけにくい
姿勢ではないかと思います。言い方を変えればリラックスした状態、姿勢で
座ることの出来るイスが腰に負担をかけにくいのではないかと思います。
ただリラックスと言ってもどういう状態なのかはこれがなかなか難しい問題
ですが、正座は上半身の支え無しで座る訳ですから、当たり前ですが横に
なって脱力して寝ている場合とは違いますので、それなりに必要な多くの
筋肉を使って(力を入れて)姿勢を保持しているはずですが、それでも腰
に響かなかったと言うことは 骨盤、仙骨、背骨などの角度、位置関係や筋
肉の使い方が人体の構造上理に適っていて無理がないということではない
かと思います。また座禅などの上半身の姿勢は正座とほぼ同じと考えても
構わないのではないかと思います。
勿論人によっては正座もできない状態になってしまった方もいるかと思い
ますが、 先に書きましたようにこれはあくまで私の体験から考え感じたこと
で、科学的なアプローチや裏づけはなにもありませんし、こうした解釈が理
に適っているかどうかは別問題ですから、くれぐれも誤解されませんように
くどく念のため!


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