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 Challenge 2                               << 前へ 次へ >>

構造について 202 2006.3.16追記

後一つ だけ上の図のように丸棒に胴付き平ホゾで接合する方法を書いて
おきますと、これも簡易な方法ですが胴付き面は完全に密着しなくても
矢印部分さえ線で密着してくれれば実質的にうまく接合できたことになりま
す。
これは普通の胴付きホゾの接合においても、矢印部分の密着性を良く
するために矢印の胴付き面を僅かにノミですきとりますが、その延長線
上の発想です。加工方法はもうお分かりだと思いますが、上左図のホゾ部
材を上から見たところを二段目の図で表わしていまと、点線のように角
度を付けた胴付き面に加工してしまいます。
二点差線の丸は接合する丸棒を表わしていますが、こうすることで矢印
のラインは密着してくれますので、近似値的ではありますが実用上不都合
のない接合状態になります。勿論接合する丸棒径に合わせて最適な胴付
き面の角度が有りますので、矢印ラインが密着し且つホゾ元部分がなる
べくすかないように原寸図なり拡大図を書いて検討してください。

これは一番簡易な方法ですから、理想を言えば当然接合する丸棒径の円
弧 に合わせて胴付き面も同様の円弧に加工できれば良いことになりますが、
これは量産であれば専用の工具などでの加工になりますが、アマチュアの
方や個人ではなかなかそうも行きませんので、先に書いた方法になるでし
ょう。
組み立てにおいては矢印部分を食い込ませる程度の感覚でクランプして
おけば、綺麗に接合できます。 ただこの方法では上下の胴付き部分が問題
になりますので、大入れにする なりノミなど手加工での対処方法を工夫して
みてください。

笠木と本体の接合に関するホゾについてはここまでにしておきます。これ以
外にも笠木と本体をスチール接合で構成してしまう方法もありますので、こう
したイスを目にすることもあると思います。金属系に心得のある方はこれもな
かなか捨てがたい方法ですから考えてみてください。
また話を元に戻して続きを書いていくことにしますが、道草しすぎて何を書い
ていたか忘れてしまいましたぁ〜え〜そうそう 下図の笠木加工の流れでした。
次項で構造について 「197で書いた続きを書いていくことにします。
 

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