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構造について 154 2005.6.21記

前項の続きになりますが、ライティングビューローの扉などは斜めに付く
場合が多いと思いますが、この場合には扉のキャッチ類は不要になりま
すし、扉を閉める時にどんなに勢いよく閉めても、エアークッションが利き
ますからバタンとなることはありませんので、使い勝手から見て密封状態
の空気抵抗が好都合になります。
勿論これらの事は扉の取り付け方法(構造)即ち INSET OUTSET が関
係してきますから、INSET の場合と言うことになりますが、これについては
これ以上書くまでもないでしょう。また当然引き扉については、こうした空
気抵抗の事を考慮する必要はないことになります。

扉と同様に引き出しの収め方も大きく分けて INSET と OUTSET の二種
類になります。これについては Information の「引き出しについて」「扉に
ついて」 も合わせて参照していただければと思いますが、 図で表わせば
上図が INSET、下図が OUTSET になります。
図で見ての通り、上図の INSET は引き出しの前板を本体引き出し口と面
合わせして収めるもので、外観はシンプルでスッキリした雰囲気に感じる
方が多いのではないかと思います。
一方下図の OUTSET は引き出しの前板を本体引き出し口より大きく作り、
前板が本体より飛び出した(被せた)状態で収めるもので、外観は逆に凹
凸感 (立体感)が出てくることになります。

捉え方は色々有るでしょうが、外観もさることながら一番の違いは引き出
しを止める(ストッパー)方法になると思いますが、当然 OUTSET は前板
が自然にストッパーの役目を兼ねてしまいますので、あえて考える必要は
なくなりますが、INSET では何らかの方法で本体引き出し口と面一で止め
る必要が出てきます。またこの止める方法においては、引き出し自体を本
体に収める(保持)方法も関係してくることになりますが、これに関しては順
次書いていくことにします。

INSET OUTSET 共に一つの引き出しを見たときには、一番単純には上図
と下図のようになると思いますが、当然チェストなどでは縦横に引き出しが
いくつも並ぶことになりますので、それを含めてそれぞれにこれ以外にも色
々なバリエーションが考えられますので、それについて少し見ていくことにし
ます。


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