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イス雑感 3 2003.1.17記

 
 
 
イージーアーム 背面より  

椅子を非常に単純に考えて見ますと、椅子ですから座り心地が重要に成
りますが、当然椅子に座った時に体と触れ合うことになりますので、その
部分の位置、角度、材質、面の形状から座り心地を判断することになりま
すが、逆に椅子を考えて行きますと、体に触れる部分の位置、角度、材質、
面の形状が同じと仮定すれば、その部分を保持する材質、形状がどんな
ものであろうと、座り心地は同じ椅子になるはずです。
勿論椅子は外観から来る視覚的な影響も非常に大きいものが有りますし、
実際にさまざまな形状の同じ座り心地の椅子を作ることは、色々な要素で
非常に難しいことですが、単純に捉えればそう見ても良いでしょう。
また人体の構造上から座る状況に合わせた姿勢に対して、それに適した
各部の寸法、角度の数値が人間工学的にある程度出されていますので、
そうしたものも参考にすると良いでしょう。ただこうした数値もあくまで参考
として捉えておき、自分の感覚を大事にしたいところです。

そうした中から自分が座り心地の良いと感じる椅子の位置、角度、材質、
面の形状が分かって来ればしめたものです。後はそうした状態をどんなフ
レーム仕様で構成すれば良いかが主な設計ポイントになりますし、逆に狙
い通りの座り心地の椅子を考え出しやすくなるでしょう。
勿論椅子は一度で質の高い状態のものを作り出すことは、なかなか出来
ることではありませんので、出来上がった椅子の問題点、改良点をフィード
バックして次回に反映させて行けば、少しずつ完成度の高い椅子に仕上が
っていきます。

また興味のある椅子で可能であれば実際にコピーしてみるのも、見て座っ
ただけでは分からないところが見えてきますし、別の視点から見ることが出
来るようになると思いますので非常に勉強になります。ただ工業的の生産
されたもの、例えば成形合板や大きな曲げ木ものは、個人ではなかなか難
しいものが有りますし、ホゾ組みでも実際に図面がなければ詳細が分かり
ませんので、コピー自体もなかなか大変なことですが、可能な範囲で資料
を集めて、分からない部分は自分なりに考えてコピーしてみてください。
全く資料がなくて写真からだけでも、全て想像で自分なりの作り方で、の様
なもの即ち、形だけのもどきでも随分勉強になると思います。


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