2008年1月号 ←前へ   次へ→
今月の御言葉
「どのようなときも、わたしは主をたたえ わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。」
詩編34:2(新共同訳)
 人生には起伏の多い波の中に、人は平安を求め様々な努力をしますが、時には身動きがとれない位の壁に当たる時もあります。豪将ダビデにもそのような時代がありました(サムエル上20〜22章参照)。ダビデは国に帰ると、当時の王サウルに命を狙われ、逃れて隣国に来ても奴隷兵として強制的に人殺しを命じられ、何処に居ても、自分に危機感が迫っていました。神様を信じつつも、御心にかなう状態ではなかったダビデは、祭司アヒメレクの前で狂気の人を装い、難を逃れました。
 今年の御言葉は、その様な時に歌われた詩であります。この詩が示すことは、自分がどのような状況にあろうとも、行うことは〈唯一の神を信じ賛美をすることである〉、と伝えています。日常生活を一生懸命に生きている私たちですが、どの様な時にも、主を讃美する心は昔も今も変わりません。
 今年、豊田教会は牧師交代という大きな節目を迎えます。人の思いは様々ですが、主に導かれて、教会は前進していきます。2008年の豊田教会は与えられた御言葉の通り、祈りと讃美の年でありたいと希望します。(出)



教会員の投稿
■深津 節子
挿絵「洗礼者ヨハネ殺される」
マタイによる福音書14:1〜4(新共同訳)

この絵の、聖書に書かれている話は以下のような場面である。

★上記の絵で、踊っているのは、サロメ。その後ろで食しているのは、領主ヘロデと、その妻ヘロディアである。

★娘の踊りに喜んだヘロデは、「願うものは何でもやろう」と誓って約束した。

★娘は母親に唆されて、「洗礼者ヨハネの首を」と言う。

★ヘロデは不本意ではあった(?)が、獄中にあったヨハネの首を切らせる。

★この出来事は、多くの画家や音楽家、劇作家が題材としている聖書の記事でもある。

★新約聖書の使途言行録にも出てくる「マルタ島」には、カラバッジョの描いた「洗礼者ヨハネの斬首」という絵画がある。




■安田 志峰

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