2007年12月号 ←前へ   次へ→
今月の御言葉
「見よ、わたしは使者を送る。彼はわが前に道を備える。」
マラキ3:1(新共同訳)
 月日の流れは早いもので今年もまもなくアドベント(待降節)に入ります。クリスマスが目前に控えているのです。

 丁度この時期は、仕事の面に於いても、生活の面に於いても年内に出来る限りのことを行おう、一区切りの整理がつくまで頑張ろうとし、通常の生活より忙しさが増し、あっという間に一日が終わってしまうような気がします。また、一年の中でも最も昼の時間が短く、実際にも一日の内に活動できる時間が短くなっているのです

。  2000年程前のこの時期は、今のような忙しさは無縁だったかもしれません。作物を育て、家畜を飼うという生活は毎日が大変であり、あまり変化の伴わない生活であったと思われます。しかし、夜が長いということは、人工的な灯火が少なかったこの時代に於いては、相当な不安を人に与えたことと思われます。

 救い主イエス・キリストの誕生は、不安の暗闇の中に輝く光として聖書に表現されています。今の私達の生活は人工的な光に満ちて、暗闇の不安をあまり感じなくなっていますが、人それぞれの心の内には満たされていない闇が存在しています。時が流れ、時代・文化は変わっても闇を照らす光は救い主イエス・キリストであることに変わりはないのです。光の主を迎える備えをし、クリスマスの礼拝を共に守りましょう。 (中西)



教会員の投稿
■深津 節子
挿絵
「二人の盲人をいやす」
マタイによる福音書9:27〜31(新共同訳)

 イエスがそこからお出かけになると、二人の盲人が叫んで、「ダビデの子よ、わたしたちを憐れんでください」と言いながらついて来た。
 イエスが家に入ると、盲人たちがそばに寄って来たので、「わたしにできると信じるのか」を言われた。二人は、「はい、主よ」と言った。
 そこで、イエスが二人の目に触り、「あなたがたの信じているとおりになるように」と言われると、二人は目が見えるようになった。
 イエスは、「このことは、だれにも知らせてはいけない」と彼らに厳しくお命じになった。
 しかし、二人は外へ出ると、その地方一帯にイエスのことを言い広めた。


■安田 志峰

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