2007年6月号 ←前へ   次へ→
教会員の投稿
■深津 玲実
挿絵 「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない」

『ところがそこには思いもかけずイエスがいた。男と女が二人きりで話しをすることはタブーであり、しかもユダヤ人はサマリヤ人と交際することを禁じられていた。イエスはこの二つの禁を破って女に話しかけ、その上、初めて会ったこの女の、過去も現在も言い当てたのである。

そこで彼女は、水を汲むことも忘れて街に駆けて行き、自分の不行跡を言い当てた人がいる、キリストかも知れない、と言ってまわった。彼女にとっては、自分の非を隠すことより、救い主が現れたことのほうが重要であった』
(「イエス・キリストの生涯」:三浦綾子著より)
■安田 志峰
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