2007年5月号 ←前へ   次へ→
今月の御言葉
「祈りが終わると、一同の集まっていた場所が揺れ動き 、皆、聖霊に満たされて、大胆に神の言葉を語りだした」
使徒言行録4:31(新共同訳)
 5月27日はペンテコステ(聖霊降臨日)です。使徒達は祈るために一つの所に集まっていました。その場に聖霊が下り、使徒達は大胆に神の国の福音を宣べ伝えることができるようになりました。

福音宣教の始まり=教会の誕生です。

 今年、私は数多く「伝道」という言葉を口にします。教会の使命は福音を一人でも多くの人に伝えることにあるので、主の愛に満たされた私達が次の世代にも伝えていくのです。とはいえ、伝道は簡単には実を熟すことができず難しさを覚え、更には役割を担うべき私達の信仰の弱さも感じてしまいます。この時に大切なのは「祈り」です。聖霊降臨の出来事は祈りの中に起きたのです。使徒達は救い主イエス・キリストの昇天を見送り、主のお言葉通りに約束の聖霊を求めつつ一つの所に集まり祈っていたのです。
 キリスト教の祈りは「祈りの5要素(讃美・感謝・願い・悔い改め・執り成し)」を祈るのです。この中には私達の願望(願い)も含まれますが、他者のために祈る(執り成し)ことが多く含まれており、自分の今までの歩みを反省し(悔い)、新たな命を神様から受け(新生)、行動に移す(改め)。また日々の恵みに感謝し、主を讃美するのがキリスト教の祈りなのです。私達も使徒達のようにキリストに連なる祈りの日々を過ごし、インマヌエル(神我らと共にいます)この喜びの知らせを多くの人に伝えていきたいと思います。 (中西)


教会員の投稿
■深津 玲実
挿絵 『カナの婚宴で、ぶどう酒がなくなったという大変なさなかに、主の言葉を聞いて、水を石がめの「口のところまでいっぱいに入れた」とき(徹底的に従ったとき)、彼らは主の栄光を拝することがゆるされたのである。』
(新約聖書一日一章:榎本保郎著より)
■安田 志峰
川柳1 川柳2 川柳3

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