ふるさと会館には、「鶴駕苑」(かくがえん) という面積907坪の日本庭園があります。この庭園には、みよし市と友好提携をしている長野県の旧三岳村(現木曽町)産の木曽檜で作られた木橋や御嶽山の岩石が用いられています。
今から約100年前の明治43年(1910年)、当時の皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)が全国各地の巡啓された時に三好にお立ち寄りになられた事を後世の人々に伝えるため、「鶴駕之迹」と命名された記念碑が建立されました。
平成6年(1994年)にわかしゃち国体が開催された際には、秋篠宮殿下と秋篠宮妃がお揃いでお成りになられました。このような皇族方の巡啓とお成りを記念して、ふるさと会館の日本庭園は「鶴駕苑」と命名される事となったのです。