Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

 

 Challenge 2                               << 前へ 次へ >>

加工(製作)について 26 2004.7.10記

組み立て終了

塗装前

 
完成

塗装後

 

組み立て仕上げが終わりましたら後は塗装になりますが、家具の塗装に
ついてはシックハウスなどのことで、随分と注意、注目されるようになって
きていると思いますが、見栄えや色々な要素は有りますが、やはり木の保
護が一番の目的ですから、自分の扱う素材や作るものにより随分変りま
すので、例えばオイルフィニッシュに使うオイル自体でもメーカーによりそ
れぞれ特徴が有りますので、色々な意味で自分に合った物を見つけくだ
さい。
私の場合は白木の家具ですから着色もしませんし、一番簡単、単純なオ
イルフィニッシュだけですから、他の塗装や着色については良く分かりま
せんので、オイルフィニッシュついてだけ他のところで書いていますので重
複しますが、超簡単に書いておきます。

キャビネットや編み込みのイスなどでは、見えない部分や隠れてしまう部分
が有りますので、こうしたところはオイルを塗ってもあまり意味が無いので、
省いて構わないでしょう。勿論オイルフィニッシュは木の保護の意味が有り
ますので、水周りに近いところや湿気の多いところなどで使う可能性が有っ
たり、その他木の保護が必要になるような場合には、見える見えないに関
わらず、それなりに対処しておく必要はあるでしょう。
またどんなところでも塗らなければ気がすまなければ、塗っても構わないの
は言うまでもないところです。
キャビネットなどでは扉の裏(内部側)はどうするか、またキャビネット内部
をどうするかや、引き出しなどもどこまで塗るかも自分に扱う素材や作るも
のにより自分なりに良く考える必要があります。
私の場合は扉は全て塗りますが、キャビネット内部及び底面は基本的に
塗りません。ただし食器棚のようなもので、ガラス入りの扉で内部が見える
ものについては、キャビネット内部も塗っています。引き出しについては、
正面と側板両外側及び上側木端全面は塗りますが、他は塗りません。

オイルを塗る前にもう一度仕上がりを確認して、木の粉などをエアーガンで
吹き飛ばしウエスなどで綺麗に乾拭きしておきます。小さな傷などはスプレ
ーで水を吹き付けて修正したり、汚れが有ればは水ぶき、シンナー等で綺
麗にしておきます。また組み立て時に接着剤の付着などが有った場合には、
オイルが沁み込みませんので綺麗に取り除いておきます。接着剤は乾燥し
て透明になりますから見落としやすいので注意します。
後はクリアーオイルを塗ります。必要な部分にクリアーオイルを刷け塗りし
ていきますが、板目部分に比べて柾目側は吸い込みが良いですし、特に通
しホゾ部分などの木口は非常に吸い込みが良いので、状況を見ながら少し
たっぷり目に塗ったり複数回塗ります。
15〜30分程度で綿のウエスで余分なオイルを拭き取りながら磨きます。ここ
でウエット研磨する方法もありますが、この辺りは使うオイルや素材などケー
スバイケースで自分なりの方法を見つけます。


                                         << 前へ Page top 次へ >>