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加工(製作)について 8 2004.6.4記

各種道具  
六分 小 反り台 四方反り台 面取り  
しのぎ 薄 向待ち 追入れ  

そうは言っても実際に鉋がうまく扱えないと、引きずってしまうことは確かに
有ります。鉋は確かに便利な道具ですから、うまく扱うことができれば重宝
しますので、ものは考えようで、今は替え刃式の鉋なども多く出回っていま
すし、究極の削りを目指すのでなければ、実用上十分問題なく削れますの
で、柔軟に考えてどんどん取り入れていけば良いのではないかと思います。

自分で砥いで良く削れる鉋を扱うことができる技術を習得するには、やは
りある程度時間は必要です。そうしたことを求めるのであれば、平行して
そうした練習を繰り返していけば良いですし、経験ほど貴重なものはない
ですが、本当に良く切れる刃物とはどんな感覚かは、なかなか経験できな
い方が多いのではないかと思います。そこそこ削ることができる替え刃式
が、砥ぎの一つの目安になるのではないでしょうか。
勿論良く調整された鉋があっても、それをうまく使いこなせるかは別問題で、
これも必要条件ではありますが、思い通りに使いこなすには体験、経験し
かありません。
替え刃式を使うことで刃の砥ぎは代替できますが、実際に削るには鉋を使
う限りこればかりは代替がありませんので、手が決まる状態まで使い続け
る意外にありません。
替え刃式で刃が切れても、鉋は台がうまく調整されていないことにはいくら
頑張ってもうまく削ることがができませんので、まずは台の状態を知って調
整する必要があります。また鉋台は磨耗していきますし、湿度で絶えず動
きますので適宜台の状態を確認して調整する必要があります。
こう書いていくとまた厄介なことになってしまうと思われるかもしれませんが、
鉋台は木ですから調整にそれ程時間がかかりませんし、全く削れないもの
が嘘のように削りやすくなったりと、正直なものですから直ぐ結果が出ます
ので思ったより早く身に付くのではないかと思います。
勿論これも突き詰めていくとなかなか奥の深いことではありますが、日本の
鉋を扱う限りはこればかりは今のところ代替できませんので、是非挑戦して
みてください。

鉋自体についての細かいこと詳しいことについては、私にはここに書くだけ
の知識と技術がありませんので、インターネットや文献で調べていただけれ
ば色々な素晴らしい情報が入手できると思いますので、そちらを参考にし
てください。


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