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その他のホゾ、構造について 24 2002.8.2記

 図は、留め蟻形組み接ぎで書いてあります。蟻ホゾの枚数は好み
で決めていきますが、ベニマツの様な軟材の場合は留め蟻形組み
接ぎでも、吸い付きを効かせにくいので、前項に書いた留め形5枚組
み接ぎと同じ様に、留め部分だけはどうしてもビスなどで締めておき
たい事と、この組み手もなるべく昇降盤などで加工出来る様に、当然
左右対称にして蟻部分を木端から少し内側から始めると良いでしょう。
もちろん見栄えを考えて、蟻ホゾの数を増やしてビス締めをやめる事
も可能ではあります。
蟻の勾配については、ベニマツの様な軟材の場合は75度程度までで、
これ以上大きくしないほうが無難だと思います。ただ、この蟻形の勾
配は材質等の制約に関係なく、蟻形組み接ぎや契り、蟻溝等、個人
的には総てにおいてあまり大きくしない方が、見た目の収まりが良い
ように感じるのですが、吸い付きの強弱に関係してきますので、どち
らが良いかは好みや考えの違いが有りますので、よく考えて決めてく
ださい。
ちなみに私の場合、先に挙げた写真の様な契りはケースバイケース
ですが、10度(80度)の勾配を標準にして作ります。
木取りについては留め形5枚組み接ぎと同じです。組み接ぎ部分も同
様に、3〜5ミリ程度長くしておき組み立て後に切り取ります。
蟻部分の凹凸をどちらにするかについても、好みや考えの違いが有
りますので、他の部分の構造と考え合わせながらて決めてください。
私の場合は留め形5枚組み接ぎと同じ様に、側板と横框を組み立てて
しまい、次に天板を組み付けますので図の様に天板が凹になります。
スミ入れは自在角度定規等を使いますが、恒久的に作るのであれば
ミニスケール等を使い、必要な角度の蟻専用定規を作っておくと便利
です。
この時図の矢印の蟻底部の最小寸法は寸法は、一点差線が組
み立て後のカットラインになりますが、矢印部分に矢印の様に昇
降盤のノコ刃が入りますので、この部分の半対面に支障の出ない様に
少し余裕を見た寸法になります。
総てなるべく濃いシャープペンシルでスミ入れしますが、天板は矢印
の部分のみ表裏共に白書きを入れておきます。側板も同様に凹部の
底面(導付き面)のみ表裏共に白書きを入れます。
まず
天板の凹部を加工していきます。上から二番目の図で説明してい
きますが、昇降盤のノコ刃を75度に設定し図の矢印部分に切込みを
入れます。当然左右半対面も同時に進めて行きますが、次に板の向き
を変えてそのままの設定で矢印部分に切込みを入れます。
次に設定を変えて矢印部分に切込みを入れますが、この最初に設定
するに矢印と矢印の間隔が蟻と蟻間の基準になりますので慎重に
設定してください。次に板の向きを変えてそのままの設定で矢印部分
に切込 みを入れます。
後はこの繰り返しですが、センター振り分けで同じ側の切込みを総て入
れます。
次に設定を変えて半対面の矢印部分に切込みを入れますが、この最
初の一つが蟻幅の基準になりますので慎重に設定してください。次にま
まの設定で黒矢印部分に切込 みを入れます。
後はこの繰り返しですが、設定を変える場合には先に挙げた蟻と蟻間の
基準と蟻幅の基準となるべく寸法バラツキが少なくなる様に慎重にノギス
かスケールで寸法を確認しながら作業を進めてください。
次に凹部の底面を加工していきますが、三番目の図の一点差線の様
に角ノミで底面より少し控えて落とし、後は
白書きを入れた所をノミで綺麗
に仕上げます。当然角ノミが使えなければノミで総て仕上げます。この時
丸部分はピン角が出るように慎重に仕上げてください。しのぎノミ等が
有れば作業しやすいと思いますが、追入れノミと切り出しで十分
綺麗に仕
上がるでしょう。

「その他のホゾ、構造について 25」で続きを書いていきます。


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