Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

top

 Challenge                               << 前へ  次へ >>

イスについて 23 2002.3.1記

(A) 座 3oペーパーコード編 (B) (C)
(D)ペーパーコードの座
 
 

 次にペ ーパーコードを前後、左右のかけ方を変える方法のついて書いて
いきます。
ここでも説明の都合上捨て巻き部分は省略しておきます。
ここでも同じ様に右側の捨て巻きから続けて右前より編んでいきます。
こちらも図を見ればおおよその手順はわかると思いますが、基本的には同
じなのですが枠から枠へのペーパーコードの通し方が変わってきます。
ポッチが編み始めで、まず矢印の向きに、この編み方では前枠の上を
通しますので、前項で書きました捨て巻きの向きは、こちらでは逆になりま
すので、本編みが続けて編めるように留めておきます。
次に後枠の上を通して下に回してかけ、次に下から線の様に右側枠の上
に回して通 し下に回してかけ、次に下から左側枠の下を通して上に回してか
け、次に線の様に上 から後枠の下に回して通し上に回してかけ、次に上か
ら前枠の上を通して下 に回してかけ、次に線の様に下から左側枠の上に
回して通し下に回してかけ、次に下 から右側枠の下を通して上に回してかけ、
最後に線の様に上から前枠の下に回して 通し上に回してかけます。
これでワンクール終了になりますので、後は繰り返して編んでいくだけです。
こちらも文章に書くと判りにくいと思いますので、図を見て一度試編みすれば
基本的な編み方との違いや特徴が良く分かると思いますが、こちらは前後の
巻き枠の上を線の様に通し、左右の巻き枠の下を線の様に通して
編みます。
この編み方の一番重要なポイントは、どちらの編み方でも同じですが、この
図でいえば丸部分の線と線のクロスする所を線でいかに上手くロッ
クするかになります。その時に線と線は必ず接触させてロックしますので、
前項で書きました基本的な編み方では、巻き枠が厚いとこの二本が離れて
編みにくくなりますので、その意味からも巻き枠をなるべく薄くする必要がある
事がわかると思います。また段差を付けた場合には上記の様な編み方をす
れば線と線が自然に近づきますので非常に編みやすくなります。
もう一つ線でロックする事については、前項の基本的な編み方では全て下
から上に通す様にしてロックしましたが、こちらでは図でいいますと丸部分と
その対角が上から下へ、残りの対角が下から上へとなります。
基本的には下から上に通した方がロックしやすいので、その意味では少し編
み辛くなりますので、段差を付けた場合でも基本的な編み方で編んでも良い
でしょう。ただしこの場合には先ほど書きました、線と線の離れる部分が
出てきますので、必ず下のペ ーパーコードを持ち上げて上のペ ーパーコード
に接触させてロックします。
またテンションはなるべく強くかけおきたいところですが、前に書きました様に、
いかに始めの状態を長く維持できるように編むかということが一番大切だと思
います。
イスを使っていますと少しづつペ ーパーコード間がすいてきますが、どちらか
といえば矢印の様に左右に多くすく傾向に有りますので、ロックする場合に
はそれを意識しながら矢印の方向にしっかり詰めてロックしながら編んでい
く事が、テンション以上に始めの状態を長く維持するために重要な作業だと思
います。後は自然に点線の様な稜線が出てしまうと思います。

次に丸部分の編み方について書いていきます。
左右の目が埋まりましたら続けて前後の枠にかけて巻いていきますが、 図の
様に単純に前後の枠に巻き付けづに 8 の字にかけていくだけです。ここも左
右にすく可能性が有りますので、しっかり詰めて巻いてください。特にセンター
のクロスする部分は良くつぶして詰めて巻くようにしてください。

この辺りの事も編んでみればすぐ判りますので、 基本的には前後と左右の巻
き枠をフラットにする場合は前項の編み方、段差を付ける場合には上記の編
み方で良いと思いますが、それぞれの良さが有りますので特徴をつかんで自分
にあった方法を選択してください。

「イスについて 24」で続きを書いていきます。


                                  << 前へ Page top 次へ >>