Welcome to   Wood worker kei   home page

    
 

Top
Information
Exhibition
Challenge
Challenge2
Challenge3
Link

top

 Challenge                                             << 前へ  次へ >>

イスについて 2 2001.12.13記

(A)  
     
(B)  
(C) 背座共に3.5oペーパーコードのカナコ編み  

 背の角度について続きを書いていきます。
写真(A)の様なラダーバックタイプではランバーサポート辺りからRをつけて更
に3〜7度程度の角度を付ければ背当たりが良くなります。
Rの大きさや位置、間隔や本数など上手く設計すればかなり良い背当たりが
得られます。

リビング系は少しくつろぎの要素を持たせるため、少し背の角度が大きくなり
ますので、ランバーサポート辺りのタイプでは少し背を高くしませんと背当たり
が少し辛くなります。
イスは全般、角度が大きくなればなるほど、好き嫌いがはっきり分かれる傾
向に有る様です。
背の角度としてはダイニングチェア、ワークチェア等に1〜3度程度上乗せす
れば良いと思います。

イージーチェアは安楽性を求めるため更に背を倒しますので、できれば背の
高さも肩辺りまでは欲しくなりますが、最低でも肩甲骨辺りまでは必要だと思
います。また大きめに倒した設計の場合、スピンドルタイプでは背当たりが辛
くなりますので、ラダーバックや背全体で支えやすい編んだ背などが快適だと
思います。
背の角度としては12〜20度程度とまさしくイージーになります。イージーチェア
の様に座も背も角度が大きくなり、その合計である背の対地角度が大きくな
りますと、シートハイが座り心地に与える影響が大きくなります。また背の対地
角度が30度を超えて来ますと首が辛くなりますので、ハイバックにしたりヘッド
レストなどの事を考える必要が出てきます。
編んだ背と木の背を比べますと、形状にもよりますが編んだ背はたわみます
から、体感角度は浅く感じますので、その辺りも頭に入れて考えていく必要が
有ります。
また、写真(B)(C)の様にアームなども一般的にリビング系までは水平が多い
と思いますが、イージーチェアの様に座も背も角度が大きくなりますと、アー
ムに角度を付けてもなかなか快適だと思います。その場合基本的には座面に
対して水平で考えていけば良いと思いますが、この角度を付ける、付けないは、
それぞれ良さが有りますので、イスの構造との関係や全体のバランスで決め
ていきますが、アームにおいては座り心地から考えていけば、角度の有無より
も取り付け高さが一番重要ではないかと考えています。おおよそ200〜250ミリ
程度になると思いますが、これも編んだ座の場合はたわんでシートハイが下が
りますので、それを見込んで決めていく必要が有ります。
後は好みの問題だと思います。またアームのデザインでかなり雰囲気が変わ
りますし、もちろん座り心地にも影響しますのでなかなか楽しめる所だと思い
ます。

イスの各部の角度は個人的にはもう少しはっきりした数値で考えていますが、作るイス、材料、考えは人それぞれで
すから、おおよその値にして書いてあります。
また、人間工学的見地から書かれた書物も多々ありますが、ここに書いた角度は書物などの数値と異なるかもしれ
ませんが(書物の数値を知りませんので)、あくまでもExhibitionに有るようなイスを作り座りしながら決めたものです。
またイージーチェア等は角度の大きい物として書いていますが、その辺りは説明の都合上ですから、イージーチェア
の座は水平でもかまいませんので、変な先入観は持たないで柔軟に考えてください。


                                                                       << 前へ Page top 次へ >>