2007年2月号 ←前へ　　　次へ→ 「わたしがエジプトに対して手を伸ばし、イスラエルの人々をその中から　　導き出す時、エジプト人は、わたしが主であることを知るようになる」 出エジプト7:5(新共同訳) 神はﾓｰｾにｲｽﾗｴﾙの民をｴｼﾞﾌﾟﾄから導き出すように命じた時、主なる神はこの御言葉を語られた。神にとってｲｽﾗｴﾙの民をただ単にｴｼﾞﾌﾟﾄからｲｽﾗｴﾙに連れ戻すことは容易いことである。しかし、出ｴｼﾞﾌﾟﾄ記には数々の困難な出来事が記されている。その困難はすべてｴｼﾞﾌﾟﾄ王ﾌｧﾗｵの頑なさから生まれている。主なる神はこのｴｼﾞﾌﾟﾄに対し10にも及ぶ災いを起こし、ｴｼﾞﾌﾟﾄに苦しみを与える。これもすべてｴｼﾞﾌﾟﾄの民にも誰が主なのであるかを示すためであった。主の福音宣教には一切の国境もなくすべての民が神の愛する子であり、私達も自分だけの信仰に留まらずに多くの人に福音を語り伝えていきたい。　昨年12月教会のﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞが完成し、１月にはﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞの会が持たれた。言うまでもなくﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞは今日の社会における伝道の最前線に位置するものである。主に救いを求める多くの隣人がこのﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞを閲覧して教会に訪れるようにと祈り続けたい。その為にも閲覧者のﾘﾋﾟｰﾀｰが増えるように内容の充実も図っていきたい。　しかし、福音の伝道はこれだけで終わってもいけない。ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞは伝道の一部であって、私達が行う伝道はまだ限りない可能性を残している。礼拝の積極的な参加、教会(建物)の有効利用、地域に根ざし･地域に目を向けた活動など私達の持つ賜物を十分に活かしこれからの教会形成をしていきたい。私達にはなかなか神さまの御心を理解することができないが、福音伝達が神さまの御心の一つであることは間違いない事柄である。 (中西) ■深津　玲実 「キリストの洗礼」 ■安田　志峰 トップページへ