終のすみかの探し方 2008.6.4
「介護施設と地域を結ぶ市民の会」代表 山下律子
【施設を選ぶ】
まず情報を集めよう!
●愛知県介護サービス情報公表システム
http://www.kaigo-kouhyou-aichi.jp/kaigosip/Top.do
●認知症の方が少人数で暮らす「グループホーム」の情報:
WAM NET
http://www.wam.go.jp/
全国の最新の情報が集められている。
●在宅介護サービスの事業所一覧(市役所の介護保険課)
●「介護施設と地域を結ぶ市民の会」ホームページ
http://www.kaigo-shimin.net/
昨年の夏から、愛知県内の特別養護老人ホームの訪問調査を行い、もうすぐまとめを出す予定。個別情報も、ネット上で公開する予定。
●愛知県健康福祉部高齢福祉課のホームページ
http://www.pref.aichi.jp/korei/guide/index.htm
平成19年度版の「介護保険・高齢者福祉ガイドブック」をダウンロード
すると、名簿一覧を手に入れることができる。
☆「介護サービス情報の公表」制度とは?
利用者が介護サービス事業者を選ぶための情報を、インターネット上で都道府県が主体となって提供している。現在、公表されているのは、
施設系サービスは介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設(老健)、療養型病院、特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム・介護付きケアハウス)の4つ。
居宅系サービスは、通所介護、訪問介護、訪問看護、訪問入浴、居宅介護支援事業所(ケアマネ)、事務所通所リハビリ、訪問リハビリ、福祉用具貸与の8つ。
いつ決断するか
住み慣れた我が家で暮らすか、生活の安心を求めて住み替えるか。
決めるのはあなたです。決断はどのタイミングでしたらいいのかを考えます。
後悔しない施設選びのために
(1)必ず自分の目で見て、生活の様子をチェック
・自由に出入りできるか ・入居者に笑顔はあるか ・においはあるか
(2)見学時に施設長と面談→きちんと理念を語れる人か
介護が必要になった場合、どんな介護・医療支援が受けられるのか、費用はどうなるかについては、必ず直接聞いて確認しよう。
(3)認知症の人はどんな介護を受けているか
自己主張ができない弱者への処遇に、その施設の人権意識が現れる
(4)見学時には、重要事項説明書・入居契約書を必ずもらおう
有料老人ホームを選ぶなら/これだけはチェック!
・ 入居一時金は、いくらで、返還の計算方法は?
・ 2006年4月から導入のクーリングオフ制度(契約締結日から90日以内の契約解除は、かかった実費を除き一時金を全額返還)が明記されているか。
・ 前払い金の保全措置(未償却の前払い家賃または500万円)の内容は?
・ 介護保険給付の対象外の介護サービス費用とその根拠は?
・ 介護が必要になった場合、居室変更はあるのか。
・ そこで受けられる医療支援の内容
・ 退去を求められる場合の条件
☆健康なうちに入れる施設一覧☆
1. 有料老人ホーム(「健康型」・「住宅型」・「介護付き」の中の「混合型」)
2. ケアハウス(軽費老人ホーム)
3. シルバーハウジング(バリアフリーの高齢者向け公営・公団賃貸住宅)
4. 高齢者専用賃貸住宅(高齢者限定の賃貸住宅)
5. 高齢者向け優良賃貸住宅(緊急時対応・バリアフリーの民間賃貸住宅)
6. 分譲型ケア付きマンション