〜 愛犬と楽しく暮らそう 〜

・仔犬を迎えたら
  新しい家にやって来たばかりの仔犬は、急激な環境の変化による不安やストレスで
  体調を崩してしまうことがあります。これを、ニューオーナーシンドロームといいます。
  家族が帰ってくる度にハウスから出されて遊ばれると、精神も肉体も疲労してしまいます。
  生後3ヶ月前後の仔犬は1日16時間以上眠ります。十分な睡眠は丈夫な体を作ります。
  家に迎えた日から1週間程度はあまり構わず、そっとしておいてあげましょう。
  その間は、1日3・4回仔犬が疲れない程度(20分くらい)いっしょにおもちゃ等で遊んであげましょう。
  また、仔犬は室内で自由にさせておかず、仔犬のゆっくり休める場所“サークル”を用意してあげましょう。
  サークルの中にトイレやベッドを置いてあげると安心して休めます。

・トイレの習慣
  トイレのしつけは、仔犬が家にやって来た時から始めます。
  排泄は、起きた直後、遊んだ後、食べた後に多いので、仔犬の様子をよく観察しておきます。
  ソワソワして周辺のにおいを嗅いだり、落ち着きがなくなってきたら、トイレのサインです。
  上手にできたら褒めてあげ、失敗しても叱らずにさっと片付けましょう。

・夜鳴き
  家に来たばかりの仔犬に夜鳴きはつきものです。鳴いても無視して放っておき、あきらめて鳴きやむのを待ちます。
  吠え方が激しいからといって様子を見に行くのは避けましょう。犬は吠えると誰かがきてくれると学習してしまいます。

・甘噛み
  甘噛みとは、じゃれて噛む行為のことです。
  手や足を噛まれたら、すかさず「痛い!」とはっきり言い、すぐに手を止めて遊びをストップします。
  噛むと相手を傷つけるということを教えます。服などを噛まれた時も同様にします。

・破壊
  壊されて騒ぐ前に、壊されてたくないものは犬の届く場所には置かないようにしましょう。
  行かせたくない場所にはゲート等を設置したり、
  家具等のかじられたくない物にはビターアップル(苦味スプレー)を塗っておきましょう。
  また、壊してもいいおもちゃでエネルギーを発散させるように、いっしょに遊んであげましょう。

・フードの習慣
  1日に与える量の目安は、フードの袋に従い、体重や犬の運動量を考慮して調節します。
  飼い主が決めた時間に与え、仔犬の場合1日に3・4回、成長するに従い朝夕の2回にします。
  しつけのごほうびは1日に与える量の中から使い、何かいいことをするたびにフードを与えます。
  犬に与えてはいけない食べ物には、ねぎ類・チョコレート・カフェイン・鳥や魚の骨等があります。

・歯磨き
  犬も人間と同様に、歯石が溜まると歯周病になります。
  家に来た日から毎日歯磨きをする習慣をつけましょう。

・社会化
  仔犬の社会化期は生後3〜18週くらいまでです。なるべくたくさんの人や犬に会わせましょう。

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