趣旨

　　私はネオロマに出演されているキャストの方々が大好きで、イベントにはほぼ毎回参加しています。
　最近、回を追うごとに、ファンのマナーの悪さが目立つようになってきました。たくさんの方々が、悲しい思いをされています。

　「自分が楽しければ、それでいい」そういう方が増えています。
本当に、それでいいのでしょうか？

　皆が楽しめてこその、イベントだと思います。

　そこで、皆が楽しめるにはどうしたらいいのか。考えてみました。私が考えている「自分ならこうする」「こうして欲しい」
「こうしたらどうだろう」を提案します。内容によっては辛口の意見になるかもしれません。
　また、項目によってはネオロマ以外の声優イベントについても書いています。

　ご理解の上で、以下をお読みいただければと思います。



�@チケットに関して

�A公演中

お願い：コスプレをされる方へ









�@チケットに関して



・優先販売への申し込みは公式の指示に従う

　当たり前のことですが。
現在の公式の見解として「抽選を見越して友人同士での重複申し込みの禁止」「転売目的での申し込み禁止」となっています。

「抽選ではずれたらどうしよう」ではなく「重複で申し込んだら、イベントに参加したいと思っている人の
チャンスを奪うことになるのだ」と思ってください。

　イベントに行きたい、前で見たいと思っているのは自分達だけではありません。申し込んだ皆が思っているのです。
プレリザーブも同じです。抽選だからと友人同士で重複の申し込みはしないでください。
まして家族や友人のＩＤを使ってたくさん申し込むなんてやめてください。
そういった行為は、善良なネオロマファンの心を、そしてキャストの方々の「楽しんで欲しい」という気持ちを
踏みにじっているのです。




・チケットはオークションでは買わない

 少し考えてみましょう。ＳＳ席７８００円のチケットを、オークションで１００００円で落札したとします。
差額の２２００円はどこへ行くのでしょう？
　コーエー様でも、キャストの方々でもありません。
やってはいけないと言われているオークションに出品した人のところへ行くのです。
落札価格が高くなれば高くなるほど悪い事をしている人が得をするのです。
そしてそれを見た他の人が「ネオロマイベントのチケット転売はお金になる」と思ってしまうのです。

　チケットがとれなくて悔しい思いをされるかもしれません。
　それでも。オークションで買わないでください。
　お金にならないとわかれば転売も減ると思います。

　実際に私はアラモード２の時、自分のミスで１公演分のチケットが取れませんでした。
オークションにはたくさんチケットが出ていましたが、買わずにその公演を見ることを諦めました。
友人・知人から譲ってもらうのならともかく、禁止されている行為をし、私から見る機会を奪った人たちから、
定価以上のお金を出してチケットを買うなんて、我慢ができなかったからです。

　転売目的で多数申し込む人が減れば、それだけ当選の確率もあがるでしょう。
これからずっと先のことを、考えてみてください。







�A公演中




・腕を振るときは前後左右の人にぶつからないよう小さく振る

　自分の肩幅くらいがベストだと思います。

　いきなりなぐられれば、誰だって気分を悪くします。
熱中しすぎてついぶつけてしまうこともあるでしょう。やってしまったら「ごめんなさい」謝られたら笑って許す。
そんな風になりましょう。



・腕をあげる時は後ろの座席の方の視界をさえぎらないよう、
　頭より上にはあげない。
　うちわや大きいペンライトなどは肩より上にあげない


　会場の床は傾斜がゆるく、後ろは見にくくなります。立ちあがればなおさらです。

　もし、前の方のうちわ等で見えにくくなった場合、
ケンカ腰にならず「前が見えにくいので少しさげていただけますか？」とお願いしてみましょう。
間違っても「前が見えない〜」なんて大きな声で言ってはいけません。

　そして、「下げてください」とお願いされてしまったら。
やさしい気持ちで「わかりました」と言って、下げてあげてください。





・ペンライトはしっかりと持つ


　なんて当たり前な。そう思われるかもしれません。ですが実際にペンライトが飛んでくるんです。
飛ばさないようにしっかりと持ってください。
思いきり振りまわさなければ飛ぶようなことはないと思いますけど。

　もし飛ばしてしまったら。
前の方の楽しみを邪魔しないよう、コーナーの切れ目、曲の切れ目でそっと「取っていただけますか？」
とお願いしましょう。あせってすぐに「とってください」とお願いしてはいけません。
すでにペンライトを飛ばすということで、前の方の邪魔をしてしまっているのです。
それを忘れないでください。
とっていただけたら「ありがとうございます」をお忘れなく。

　そして、２階・３階席は、もっと注意が必要です。
２階からものを落せば、下にいる方が怪我をするんです。
高さによってはちょっとした物でも大きな怪我につながるかもしれません。

　本音を言うと２・３階席の最前列は立ってはいけないと思います。
理由は「危険だから」です。もし下に落ちてしまったら？個人レベルの問題ではなくなります。
絶対にない、と言いきれない以上、観客側で配慮すべきことだと思います。

　イベントによっては「ペンライト禁止」もあります。そういう時は持っていても、出しちゃだめです。





・キャストに声をかけるときはタイミングよく。
　話しをされているときは声をかけない。
　また話している方以外のキャストのお名前は呼ばない


　もし自分がやられたら、と考えてください。
仮に自分はＡさんのファンだとします。Ａさんのトーク中、隣の人がずっとＡさんのお名前を叫び続けているため、
Ａさんの声が聞こえない。それでは悲しいですよね。
まして、話しをされてるＡさんとは違う、Ｂさんのお名前を呼んでいる。
これではＡさんに対しても失礼です。

　隣の人はキャストのお話を聞きたがっている。そう思ってあげてください。
ずっと黙っていろ、なんて言いません。もちろん面白ければ笑ったってかまわないんです。
「聞きたい」と思っているファンの邪魔をしてはいけない。そういうことです。




・人それぞれ楽しみ方は違う。自分の楽しみ方を他の人におしつけない


　ライブコーナーで前の席の人が立っていないからといって座席を蹴り、無理矢理立たせる、なんて問題外です。
ファンとして失格と言ってもいいでしょう。
　もしかしたら長い間立っていられない事情があるのかもしれません。
音楽は座って楽しむものだ、と思っていらっしゃる方もいるでしょう。

　愛のメッセージのコーナーでは、キャストの方々がまるで自分に話しかけてくださっているように感じます。
しかし、そのメッセージを聞いているのは自分だけではありません。問いかけられても答えは自分の心の中で。
大きな声で話せば、まわりだけでななく、キャストの方も困ってしまいます。
　実際に、ネオロマンスフェスタ６の際、とあるキャラクターの愛のメッセージ中、
大きな声で相槌というか、合いの手を入れているファンがいました。
キャストの方はキャストの方で、イメージしていらっしゃるものがあるのです。
それを「自分が楽しいから」で壊してはいけません。キャストの方の困り顔が、いまでも印象に残っています。

　他の方には、その人なりの楽しみ方があるのだ、と理解しましょう。
　そして、自分がどんなに楽しくても、キャストを不快にさせてしまうようなことをするのは論外です。




・公演中は大声でしゃべらない



　自分がつまらないからと言って大声でおしゃべりするのはＮＧです。

　お隣さんは、キャストの声が聞きたいんです。
キャストの悪口なんて、絶対に口にしてはいけません。自分は嫌いでも、その方を大好きだと思っている人がいるのです。
自分の大好きなキャストの悪口を言われたらどうでしょう。気分悪くなりませんか？

　それに、大勢の人がいる場所で、他人の悪口を言うなんて、素敵じゃないです。



・公演途中で会場から出るときは、他の人の邪魔にならないよう注意する


　やむをえず、途中で出ることは、仕方ないと思います。その時に普段通り歩いていては他の方の邪魔になってしまいます。
すこしかがむか、小走りするかして、視界をさえぎらないようにしましょう。

　もし自分が大好きなかたがステージにいて見ていたいのに、その前をのんびりと歩かれたら「邪魔だ」って思うでしょう？



・録音・録画は禁止


　会場でもアナウンスが入りますが、公演中の録音・録画は禁止です。法律に触れる可能性もあります。
なにより、キャストの方々の肖像権を侵害しています。絶対にやめてください。

　そして、録音・録画をしている人を見つけたら、注意できるといいですね。
本人に直接言えないのならば、スタッフに言ってもいいでしょう。

　もしかしたら、嫌な思いをされるかもしれません。しかし、キャストの方々の権利を守るのだ、と考えてください。





・座席から、移動しない


　前の座席が空いているからといって、勝手に移動してはいけません。その座席のチケットを持っている方がいるのです。

　また、キャストの方々が近くにいらっしゃったからといって、駆け寄ってはいけません。安全の問題です。
ひとりが走り出せば、それに続いて走る人もでます。自分たちだけでなく、キャストの方々を危険な目にあわせてしまいます。


　オールスタンディングの場合、あとから入場した人は、無理矢理前に行ってはいけません。
最後に入場したのに最前列まで行こう、というのは無理があります。なにより、他のファンの迷惑です。

　自由席で整理番号順に入場する場合、後から入ってくる友人のために、座席を取ってはいけません。
番号順に座るのがルールだからです。一緒に見たいのであれば、番号の早い方が遅い方にあわせてください。

　何度も言いますが、近くで見たいと思っているのはあなただけではありません。




・ごみは持って帰りましょう

　とあるアーティストのファンのお話です。
　野外でライブのあるときは、ファンがゴミ袋を持ちより、会場で出たゴミを回収しているそうです。
　
　ここまでやらなくても、使ったルミカライトは会場や、会場周辺には捨てずに持ちかえりましょう。
また、ペットボトルや空き缶などもそうです。
飲みかけのまま置いていくなんて、イベントマナー以前に、常識からはずれています。








お願い：コスプレをされる方へ


ここから先は完全な「お願い」です。


・小道具の長物の取り扱いに注意する


　長物とは弓・刀・薙刀・杖などの長さのあるもののことをさしています。
本当は危険なのでやめてほしいのですが、公式で禁止されていないので、持ってくるなとは言えません。

　ただ、人の多いところではちょっとしたことで人を傷つけてしまうことになります。
特に移動するときは細心の注意を払っていただきたいです。
弓で目をつかれそうになって、怖かったのです。



・写真を撮るときは広いところで


　ロビーを歩いていると、狭いところで写真撮影をされている方にあいます。
撮影によって、人の流れが止まってしまうこともあります。

　撮影をするときはある程度のスペースのある場所でお願いします。
人の流れを止めてしまったら、止まってくださった方々に「ご協力ありがとうございます」とひとことあると、感じよいです。




・コスプレ衣裳のままで外を歩かない


　公演終了後は自動的に外に出されてしまいますが、会場に戻ってください。
　そのままの衣裳でコンビニに買い物に行ったりしないでください。
必要なものはあらかじめ準備しておくか、買い物はコスプレをしていない友人にお願いしてください。

　ファンはその衣裳がどのキャラクターのものか、わかりますから楽しめますが一般の方から見れば「奇抜な衣裳」「奇妙な服」です。
場合によっては「コスプレする人＝場をわきまえない人」ととられてしまいます。






最後に





　ここまで読んでくださってありがとうございます。
長々といろいろなことを書いてきましたが何が一番言いたいのかというと。

「自分がやられて不快に思うことは、他人にやってはいけない」ということです。

皆おなじネオロマのファンなんです。やさしい気持ちで接しましょう。


　そしてこれを忘れないでください。

「ファンの行動が、大好きなキャストの評価を左右する」

ファンのマナーがよければキャストの評価も自然とよいものになります。
逆にマナーが悪ければ、キャストの評価はどんどん下がります。



 大好きなキャストの方々に「ネオロマのファンは最高だ」と誇りに思ってもらえるようになれたらいいですね。


　そして、皆様にお願いです。
　
　もしこれを読んで、共感・賛同してくださる方がいらっしゃいましたらぜひ広めていただきたいのです。
サイトをお持ちでしたら、すみっこでかまいません。このページへリンクをお願いします。
ブログで紹介していただいてもいいです。ご自分の言葉で、マナーについて書いていただいてもいいです。

　少しでも多くのファンに、もう１度マナーについて考えていただきたいのです。


　私はこうして小さな種をまきます。皆様の協力という栄養を得ていつか大きく花開き、
参加した全員が心から楽しめるイベントになることを、願っています。


最後に、ご協力いただいた皆様に、感謝の意を捧げます。


水原ちかげ




ご意見・ご感想は掲示板もしくはこちらまでメールで。





リンクを張ってくださるかたへ。バナーです。

 200×40


 88×31





la　ｍａｉｓｏｎ　ｄｕ　ＣＨＡＴ　ＮＯＩＲ　へ戻る